8月16日(日)、「米っていいかも!」プロジェクト2015第2弾が開催されました。
レポーターは、田植えに引き続き、青木さくら(学生スタッフ)が担当します。
まずは、6月に田植えをした田んぼへ。稲たちはすくすくと育っており一安心です。
この時期は、周りの田んぼは出穂も終えほぼ稲の形になっていますが、私たちが植えた田んぼは1ヶ月ほど植える時期が遅いため、ちょうど出穂を迎え白い花が咲いていました。
田植えの際は「ゴロ」など等間隔に測る道具もなく、かなり個人の感覚で植えたのですが、
それなりに見栄えする田んぼになっておりビックリです!

それと、実は稲と一緒にあぜに枝豆も植えていたのですが、
そちらもびっくりするくらいしっかり育っているではありませんか!
枝豆を蒔くときは、畦に等間隔(と言っても手尺)に穴をあけ、3粒ずつ穴に入れて土をかけるという方法でしたが、その植え方でこんなに大きくなるなんて…枝豆たちの生命力に脱帽です。

青々と育っています。手前が枝豆たち。奥が稲。

田んぼの前で。日差しが眩しい!
田んぼ視察のあとは「米作りの歴史を学ぼう」ということで新潟県立歴史博物館へ!
米作りは一つのコーナーとしてあり、全体では新潟県の歴史をいろいろ学ぶことができます。
展示品は縄文から現代までと幅広く、すべての時代を網羅しています。(大学受験時代、日本史選択だった私としてはたまりません。受験生のころに来ていればよかった…)
館内は撮影可能です。利用者としては嬉しいですね!

「米どころ新潟」が誕生した経緯も学べます。
例えば深田と呼ばれる湿田は、とてもぬかるむ田んぼでそこでの農作業は困難を極めたそうです。胸や腰のあたりまでぬかるむ田んぼもあったそうです。そこで農作業の効率化のために湿田用の農工具が開発され、独自の技術が発達していきました。

現在に至るまで、様々な人の努力があったことが伺えます。
雪国コーナーもありました。
「消雪パイプ」という消雪設備が誕生するまで、冬場はこのように雪に囲まれた生活だったそうです。

県立歴史博物館で昼食をとったあとは巻へ!
目的は後述する農業法人さんの視察ですが、少し時間があったので、すぐ近くにあるワイナリーへ。入り口には葡萄畑が広がり、中には直売店やレストランがあります。農家さんとジェラートを食べて一休憩(笑)。


それでは今回の目的地の一つである農業法人さんへ。
今回は、大型水耕施設栽培をされている農業生産法人(有)グリーンズプラント巻さんを視察させていただきました。グリーンズプラント巻さんでは三つ葉を中心として、レタスやハーブを栽培されています。農場はとても広く、面積はなんと1ヘクタール以上!圧巻です。

私が気になったのは収穫方法。質問すると、なんとその場で収穫してくださいました!手でひとつひとつ、丁寧に抜いていくのですがその収穫の早いこと早いこと!まさに職人技…躍動感とスピード感たっぷりでした。
三つ葉やレタス以外にもタイムやイタリアンパセリ、ペパーミントなども視察させて頂きました。
ハーブ類はやはりいい香りがします。暑い日でしたが気持ちはすがすがしく!!

お盆明けでお忙しいなか、丁寧に案内していただきありがとうございました。
★農業生産法人(有)グリーンズプラント巻
http://www.gp-maki.com/その後長岡に戻り、一日お疲れ様でした、ということで夜はみんなでBBQ!
BBQからご参加される若手農家さんもいらっしゃり、また新たな交流ができました。たくさん飲んで食べて、気持ちも心もいっぱいになりました。


最後はみんなでぱしゃり☆
今回も協力してくださった皆様に感謝です。ありがとうございました。
そして次はいよいよ稲刈り…美味しいお米ができますように!
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米っていいかも!プロジェクト <<参加者募集中>>
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新潟県長岡市の若手農家の皆さんにご協力をいただき、毎年お米を作っています。
農業や農家さんとの交流にご興味のある大学生の皆さまは、ふるってご参加ください!
〜詳細・お問い合せ〜
(株)NOPPO WEBサイトより ⇒
http://www.e-noppo.net