荒木農園さんでは主に、「枝豆」(枝付き、袋入り)を地元JAに出荷されています。
出荷の荷姿(下記写真)になるまでは、収穫のあと調製作業をするのですが、
これがけっこう大変・・・!枝付きだと更に、です。
※枝付きの方が、さやのみで出荷するより、ショ糖など糖類の減少が遅くなるため
味が落ちづらいと言われています。

具体的に、私たちが行った調製作業は、
事前に収穫された枝豆から、葉っぱや出荷に適さないさやを取り除いていく作業です。
その後、荒木農園の皆さんが、出荷用の袋に合わせて枝を切り、
重さを量って、袋に詰めていきます。
まずは、一連の流れを見てみましょう!

△見渡す限り、枝豆!同じ規模の畑が数枚あります。

△畑に植わっている枝豆。これをガサっと収穫し作業場へ運びます。

△葉っぱや出荷に適さないさやを取り除いていきます。
(もくもくと作業を進める学生スタッフ)

△出荷に適した大きさに枝をカットし、畑の泥を水洗いして落としていきます。

△重さを量って・・・

△袋に詰めます。
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ちなみに、この日の午前中は、JA全農の職員さん4名もいらっしゃっており、
一緒に作業をしました (偶然同じ日になりました)。

作業のほか、荒木さんから経営の概要をお聞きしたり、圃場見学をさせていただいたり、
盛り沢山な1日でした。

この実習に参加した学生スタッフの感想です。
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今回伺った荒木農園さん(千葉県野田市)では、
枝付き枝豆の調整作業のお手伝いをさせていただきました。
調整前の枝豆の山を見て「案外早く終わりそうだな」と思いましたが、
実際には一山を終わらせるのに2時間かかり、甘い考えだったことが分かりました。
後日スーパーで売られている枝豆を見かけたときには1袋300円台で販売されており、
改めて、農家さんの大変な苦労や努力のおかげで、
私たちは普段美味しくいただくことができるのだと感じました。
また、JA全農さんが午前中に視察と作業体験に来られたこともあり、
荒木農園さんの経営面のお話も一緒にお聞きしました。
市場での価格変動やそれを考慮した戦略、
さらには今後の展望など、なかなか聞く機会のないお話で、大変勉強になりました。
考えさせられることの多い一日で、また機会があればお手伝いさせていただきたいです。
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やはり現場から学び取ることは沢山ありますね。
学生には多くの経験を積んで将来に活かしてほしいと思います。
そして、いつもお世話になっている荒木さん、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願いいたします!