2016年04月18日

【熊本県出身の学生スタッフより「震災について思うこと」】

 千葉大学3年の柳田晋作です。先日、私の実家がある熊本県で大きな地震が発生しました。
 幸い、私の家族は皆無事で地元の芦北町もそれほど大きな被害は報告されていないようです。しかし、被害が大きかった熊本市内に住む親戚、友人の多くが未だに続く余震の恐怖におびえながら避難所生活を余儀なくされています。

 熊本空港は閉鎖され、現地のライフラインは途絶え、交通・輸送機関が麻痺している今、関東に住む私は何もできない事にもどかしさを感じています。
 そこで私は、SNSというツールを利用し、現地の人々と正しい情報を共有できればと思い、私が学生スタッフとして働いている株式会社NOPPOに協力していただき、この投稿を考えました。

 TwitterやFacebookをはじめとするSNSには多くの救援物資を求める投稿、避難所の現状を伝える投稿、行方不明者の捜索を求める投稿があります。

 多くの人は本当に困っていて真実を知らせようとしているのでしょうが、中には被災者の不安を煽るような嘘の内容を記す投稿や善意を踏みにじるような悪質な投稿が目につきます。また、これらは私たちのように県外から何らかの支援を考えている人を混乱させる原因にもなります。本当に辞めていただきたい。

 SNSは匿名で気軽に世界中の人々に意見や情報を発信できるツールとして多くの人が利用しています。それだけに、とても影響力のあるものだと思います。しっかりと考えて正確な情報を共有しましょう。

 SNSを通して被災地の方々が冷静に行動できるようなお手伝いができればと思います。

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【支援物資を送ろうと考えている皆様】

 現在、ゆうパック、ヤマト運輸、佐川急便各社は被災地での荷受けを停止しているそうです。
 それは本当に被災者の方々に役に立つ物ですか?今は焦る気持ちを押し殺して支援のニーズをしっかりと見極めるべきであると思います。

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【義援金を寄付しようと考えている皆様】

 それは信頼できる寄付先ですか?
 5年前の東日本大震災のとき義援金を募る活動に便乗し、お金をだまし取るという詐欺行為が広がったそうです。必ず、信頼できる公共機関等に皆さんの善意を預けてください。

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【炊き出し、食料を配布してくださる皆様】

 私は大学で農業生産(食糧生産)について学んでいます。先日、食中毒についての講義を受けました。
 飲料水をはじめとする水不足の中、食糧の提供者の衛生管理(手洗いの徹底、調理器具や作業場の洗浄・殺菌の実施・徹底など)がきちんとなされているのか心配になりました。食中毒による二次災害を防ぐために衛生管理の徹底をしてほしいと思います。

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【マスコミの方々】

 被災地の現状を伝えてくださっている事に対しては感謝します。しかし、その報道の仕方は行き過ぎてはいませんか。
 ただでさえ食糧や水等が不足しているのに何社もの報道局員が現場入りすると物資が余計に必要になるのでは無いでしょうか。また、救出活動や町内放送等の邪魔になってはいませんか。被災して精神的に弱っている方々に無理矢理インタビューしていませんか。夜中に強いライトを浴びせ、睡眠を妨害してはいませんか。
 今は人命を守る事と被災された方々になるべくストレスを与えない事の方が優先されるべきです。企業間で連携を取って報道してほしいと感じています。

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 これだけの甚大な被害です。全国の皆様、どうか継続した支援をよろしくお願いします。
 私たち残された熊本県民をはじめとして、今こそ日本が一つにならなければならないときです。
 熊本に一日も早く平穏な日々が戻ってくるように願いながら、私にも被災地のために今できる事を探しつつ、学生として多くの事を学び、将来、熊本に役に立つ人間になれるよう頑張りたいと思います。

平成28年4月17日

[リンク元] http://agri-map.sblo.jp/article/174953445.html
posted by NOPPO at 09:00| Comment(0) | その他